注文住宅を建てる際の庭と駐車場の広さの考え方


庭の広さは建物とのバランスで考えよう

せっかく夢のマイホームを建てるのだから、バーベキューなどを楽しめるように、なるべく庭を広くしたいと考える方は少なくないのではないでしょうか。しかしながら、国土があまり大きくない日本では、広大な土地を確保するのは難しいケースが多いため、必要以上に庭を広くしてしまうと建物を建てるスペースが狭くなってしまうのが現実です。そのため、庭の広さを考えるにあたっては、まずはどれくらいの大きさの建物を建てたいのかをはっきりとさせなければなりません。また、建物は土地の境界から一定程度内側に建てる必要がありますので、その分のスペースも見ておく必要があります。庭の広さは、あくまでも建物とのバランスで決めるべきであるという点を、しっかりと理解しておくようにしましょう。

駐車場の広さは車の大きさを踏まえて決めよう

庭と違って駐車場は、車を置くために一定以上のスペースを確保しておかなければなりません。ただし、車のサイズによって駐車に要する広さは異なりますので、自分が持っている車種や将来的に購入する可能性がある車種の大きさを踏まえて駐車場の広さを決めるようにしましょう。あまりに駐車場を狭くしすぎてしまうと、乗り降りに支障を来すだけでなく、車庫入れをするのも難しくなってしまいます。運転テクニックに自信がある場合は問題ありませんが、もしあまり得意ではないという方は駐車場は少し余裕を持った広さにしておいた方がよいかもしれません。なお、どうしてもスペースを確保するのが困難という場合には、建物の1階部分に駐車場を設けるというやり方もあり得ます。

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